緩める為には、人と比べず頑張らずあきらめず 楽しみながらの努力が適しています。

人間の体は歳とともに老化していきますが、緩める努力を続けることで老化を遅らせ、自然治癒力 免疫力 恒常性維持機能など、眠っている多くの機能や才能を引き出すことが出来ます。

人間の体には無限の可能性があります。しかし、可能性が開かれず眠ったまま、人生の最後を迎える人たちがたくさんいます。

なぜ可能性が眠ったままなのか。それは、何もしなければ老化とともに体が固まっていくからです。また、「年とともに体は固まって当たり前」という固定観念も 固まることを手伝っています。

例えば、股関節周りの筋肉が固まると、関節を思うように動かすことが出来ずに、歩くことさえうまく出来なくなります。また、横隔膜や肋骨周囲の筋肉が固まると呼吸がうまく出来なくなります。

そして、体が固まって様々な痛みや不調が現れると、目に見えて運動機能が低下していき 心も固まってしまいます。

この様なことにならない為に、体を緩める努力は必須と言うことを理解する必要があります。

自発的自主的に続ける努力が望ましく、それには 頑張らずあきらめず 楽しみながらの緩める努力がおススメです。

頑張らずあきらめず楽しみながらやれば、緩める為の快感覚が活性化されて、やればやるほど緩める能力が高まります。

ありがたい事に全ての人間には、緩める為に必要な快不快感覚(体の声を聞く感覚)がもともと備わっており、固まると不快、緩むと快適に感じる様になっています。

緩んだ時の気持ちいいと感じる快感覚は、使えば使うほど その感覚を司る脳機能が鍛えられ、「自らなんとかして緩めよう」とする能力が引き出されるのです。

これは、自力運動だからこそ 自らの脳機能を使うことで引き出される、高度な能力です。だから 頑張らずあきらめず、楽しみながらの緩める努力を続けることがいいのです。

しぜん整体では、今の自分としっかり向き合い 自分自身の内側に意識を集中して、快不快を感じとる体内感覚を研ぎ澄まし 自分の体を冷静に観察します。

そして、体が固まっている部分を観つけたら緩めて 気持ちよさを味わい、動くことが楽しくなる様な体の使い方を目指しています。