健康と幸せを願うのなら緩めることが必要です。
 
緩めることに対して罪悪感を持つ人がいますが、それは、緩めることへの理解が足りないからです。
 
水は、どの様な形にも変化します。水のように緩めることで、変化に適応してちょうど良い加減をみつけることが出来るのです。緩めることでニュートラル状態になり、臨機応変がきく適応力が高くなります。
 
関節まわりの筋肉を緩めることで、関節に遊びが出来ます。すると関節が本領を発揮して、スムーズに動くことが出来るので故障をしません。
 
また、緩めることで筋肉への余計な負担(ブレーキ)がなくなり、思い通りに動くことが出来ます。関節を緩めることで運動がスムーズに出来る適切な筋肉が養われ、弾力のある しなやかで丈夫な体になります。
 
固めることで安心安定を求めていることは、常に変化する自然から遠ざかることであり、何事も無理やりなやり方になってしまい、ブレーキをかけながらの行動になります。
 
緩めることで中心感覚が錬磨され、ヤジロベエがバランスをとる様に、変化する中であっても挫けない ホンモノの安心安定がみつかるのです。
 
緩めることは自然の力と調和することであり、体内感覚で重力などの自然の力を感じとる感性を養い、怪我や故障を減らすことが出来ます。人間の本能がそれを察知して、自分を信じることが出来るのです。
 
緩めることは良いことであり、ホンモノの安心や幸せを感じることが出来るということです。