現代人は便利に慣れ過ぎている為、体幹内(頭と手足を抜いた胴体内)の力が弱体化傾向です。
 
便利な物事に慣れ過ぎていることや食べ過ぎなどにより、便利に寄り掛かっていたり胃腸がもたれている状態が当たり前の様になっている為、体幹内の自らを支える力(自律自助力•姿勢保持力などの自力)が衰退、腹圧の低下により自らの背骨や内臓そして心を支える力が弱くなっているのです。
 
その結果、自分の生きる姿勢を自分で律することが出来なくなっている。
 
これは、体(筋肉)だけの問題ではなく心への影響も大きく、日常的に何かに支えられて当たり前になっている為、支えを失うと倒れて(心が折れて)しまうのです。
 
体幹内の力を鍛える為には、便利他力任せの 外から与えられることが当たり前になっている生活を改善する必要があり、それには不便を楽しむ工夫で体幹内部()を強化する必要があります。
 
体幹内を鍛える為には、一時的に外からの情報をストップして体内感覚を活性化します(一時的に外からの情報をストップすることで、正確な情報を分別する判断力が養われる)。
 
そして、体幹内部に意識を集中して様々な変化を感じとり、自らを観察しながら運動(内観運動)をすることで、背骨の歪みを整え下垂した内臓も元に戻します。
 
また、腹腔内の圧力(腹圧)を高める丹田呼吸法で、体幹内のインナーマッスル(深層筋)を鍛え呼吸力や姿勢保持力を高めます。
 
この様にして体幹内を鍛えることで自律神経や中枢神経の働きを整え、自らの姿勢の乱れを自らが律する自律自助力や病気•怪我•故障の治癒を促す自然治癒力など 人間本来の機能(自力)をよみがえらせ、「心も体もしなやかで丈夫 歳をとっても人生を楽しむ」を目指します。

外界(世間)の物事に気を取られ、内界(自分の内側)をないがしろにしていることが、病気•故障•怪我を増やしていると言っても過言ではありません。
 
何かと忙しい時代だからこそ、自分の内側と向き合う時間を大切にする 瞑想的内観運動法【しぜん整体】をオススメします。