不便を楽しむ工夫をすることで、自力を磨きます
 
私たちは便利に慣れ過ぎ 便利他力任せが当たり前の様になっている為、自ら何とかしようとする力が低下して 本来的に備わる様々な機能や才能(自力)が眠っている状態になっています。
 
日常生活での不便は、誰にでも少しはあることです。それを嫌がってストレスにするのではなく、発想を転換して自らの成長進化のために役立てる 前向きな工夫をします。
 
【不便を楽しむ工夫のやり方】
簡単な例をあげると、買い物や何かの用事で駐車場に車をとめるときは なるべく遠くにします。こんな簡単なことでも、日常生活に取り入れれば足腰のよい運動になります。
 
少し難しい例では、利き手じゃない方を使うことです。右利きなら左手を使い、歯を磨くとか食事をするなど何でもいいので、利き手じゃない方を使うことで体の歪み(左右のアンバランス)を整えることに役立ちます。
 
また、暑さ寒さを味わい 便利な冷暖房機器は必要最小限にするなども、自分のちょうど良い加減をみつける訓練になり、暑さ寒さに適応する臨機応変がきく丈夫な体を養います。
 
工夫次第で ありとあらゆることが気づきや学び(体験の学び)になり、心と体を丈夫にします。
 
この様な地道な自己努力が自らの可能性を開き、眠っている機能や才能(自力)を引き出します。
 
大切なことは “楽しむこと” です。
自発的自主的に人と比べず頑張らず 自分なり自分のペースで、自分のちょうど良い加減をみつけ努力を楽しみましょう。