自分に気づくとは、自分を知る(自分の改善するところに自分で気づく)と言うことです。
 
現代人は自分と向き合うことをせず 人(周り)のことばかりに気を取られ(忖度が多く)、自分のことは棚上げにしている傾向があります。
 
自分以外の周りのことによく気づく(気を使う)ことは 悪いことではないのですが、それが過剰になると気づかないうちに自分を見失い(自らの内側に意識が無くなり)、自己修正能力が低下して心と体にストレスを溜め込み 痛みや不調の要因をつくります。
 
人には役割分担があり、本人がすべきことを他人が出しゃばって 手を出し過ぎることは、あまり好ましくありません。
 
自己責任の法則があり、これは人それぞれが自立(自律)して生きるために必要な自然法則です。
 
便利依存の現代社会(便利他力任せ社会)では、周りのことによく気づき たくさん手をかけることがいいとされる傾向がありますが、だからこそ 手をかけ過ぎない様に注意が必要。
 
植物も水を与え過ぎれば根腐れします。人間もこれと同じように与え過ぎ与えられ過ぎには弊害があるので、これは辞めて ちょうど良い加減を観つけましょう。
 
自分のちょうど良い加減を知る為にも「今の自分に気づくこと」が必要、しぜん整体内観運動が役立ちます。

内観運動で、外に散らかっている気を 臍下丹田に鎮めることが大切です。