インナーマッスル優先型の体使いで 健幸寿命を延ばす。
 
インナーマッスルは骨に付着している深層筋です。これは、ミトコンドリア(エネルギー生産工場と呼ばれる体の中の細胞小器官、ミトコンドリアを増やすことで健康になる)を多く含む 赤筋と呼ばれるマグロの様に赤身で持久力の筋肉(遅筋)です。
インナーマッスルを鍛え筋肉を増量することで疲れにくく、しなやかで丈夫な体になります
 
アウターマッスルは、体型として見ることが出来る体の表面に近い浅層筋です。これは、白筋と呼ばれるヒラメの様に白身で瞬発力の筋肉(速筋)で、疲れやすく健康にとって多くの効果は望めませんが 素早く動く時に必要な筋肉で、インナーマッスルと共にバランスよく使うことで良質のミトコンドリアを増やします。
 
インナーマッスルを鍛えることが、怪我や故障を減らし健幸寿命を延ばすことに役立ちます。

インナーマッスルの細胞には、酸素を好むミトコンドリアがたくさん含まれているので、酸素を摂り入れながらゆっくり運動する 有酸素運動をすることで鍛えることが出来ます。
 
また、インナーマッスルは特に体幹部の背骨や肋骨 肩甲骨や骨盤などに多く付着しているので、姿勢を保つ筋肉(抗重力筋)や呼吸に関わる筋肉を鍛えることで インナーマッスルを増量することが出来ます。
 
体幹部中心の臍下丹田を意識して腹圧(腹腔内圧)を高め、骨の感覚で重みを感じとり 重み(自重)を骨に乗せ、関節で重みを移動する様に動きます。
そして、呼吸しながらゆっくり運動することで インナーマッスル優先型の動き方になります。

この様に骨の感覚などの深部感覚(体内感覚)を研ぎ澄まし、体の内側を観察しながら体幹(臍下丹田)を中心として全身に連動する動き方が、インナーマッスル優先型の運動(しぜん整体内観運動)です。

また、リラックス(脱力)しながら運動を楽しむことが大切で、臍下丹田の意識を高め 肩の力を抜いて動くことでインナーマッスルが活性化します。