自分の体に聞くと言うことは、とても大切であることを忘れてはいけません。
 
経済頭脳優先社会の中で生きている私たちは、 頭の欲に流されることが多く、そのために体を壊していることが多々あります。
 
簡単な例でいえば、体の具合が悪いのに仕事をしなければならないことがあると思います。これは誰にでもあることで仕方がないことでもあります。
 
しかし、この様なことが たびたび続くと、体は悲鳴を上げます。腰が痛い頭が痛いなど体のあちこちに痛みが出たり、疲労感が強くやる気が出ないなど 様々な体の悲鳴(体の声)が聞こえてきます。
 
この体の悲鳴を聞き逃さずにちゃんと聞いていれば、「何とかしなければ」と誰でも何かに気づくはずですが、体の悲鳴を聞くことはなく仕事を優先してしまうことも多いのではないでしょうか。
 
この様なことの連続で、病気や故障が起きて来ます。また、体と心は連動しているので、体の不調を無視していると心のストレスもたまり暴飲暴食をしてしまったり、ひどい場合は、もしかするとドラッグなどの違法薬物に手を出し快楽におぼれる(絶対にやってはならないことですが)、なんてこともあるかもしれません。
 
体の設計にミスはなく、限度を過ぎると体や心の不調として現われます。自分の体と心のことは、体の声として自分にしっかり聞こえるはずです。自分のことは 自分で考えて自分で守らなければ、病気や故障に一生 次から次へと悩まされることにもなりかねません。
 
困るのは自分です。出来れば毎日、ほんの少しの時間でもいいので自らの内側を観察(内観)して、自分としっかり向き合い 「体の声を聞く」 という時間をつくることをおススメします。