昔から「腹八分に病なし腹十二分に医者足らず」と言われる様に、食べ過ぎは痛みや不調のもとになります。
現代の日本人の食生活は、三度の飯に加えて十時のおやつと三時のおやつ、そして夜食や酒の肴と食べることだらけです。これは、胃腸の消化能力の許容量を超えて食べていることは明らかと言えます。三度の食事はフルマラソン(42.195キロ)に使うエネルギーと同じくらいの消費エネルギーと言います。これが毎日続くのだから体への負担はかなり大きい。
しぜん整体を行うときは、お腹に何も入れない空腹状態でやることがオススメ。こうすることで体が軽く柔軟で気持ちよく動くことができ、整体効果が高くなる。満腹でしぜん整体を行うと体が硬く重い感じがして、すぐに疲れます。これは消化活動にエネルギーをとられ、体を動かす為のエネルギーが残っていないからです。
しぜん整体を行うときは、お腹に何も入れない空腹状態でやることがオススメ。こうすることで体が軽く柔軟で気持ちよく動くことができ、整体効果が高くなる。満腹でしぜん整体を行うと体が硬く重い感じがして、すぐに疲れます。これは消化活動にエネルギーをとられ、体を動かす為のエネルギーが残っていないからです。
「腹が減っては戦が出来ぬ」と 食べなければ動けないという強い思い込みが日本人には多く、食べてから動く習慣になっているという事もあります。また、空腹は健康の為にならないという間違った思い込みもあるようです。しかし、思い込みを捨て空腹状態でしぜん整体を行えば、体が軽く柔軟で気持ちよく動くことができるので、深部まで刺激がとどき整体効果がアップします。また、空腹で体を動かすことで体内に蓄積した老廃物の排泄が促進されます。
特に注意することは、食べたくないのに「腹が減っては戦が出来ぬ」と、無理やりお腹に食べ物を入れて運動や労働をすること。このようなことをすると体への負担はとても大きくなります。「体の声を無視して体を酷使している」ことを知る必要ありです。
なるべく運動や労働は空腹で行うようにして、食べた後すぐに眠くなるとか お腹が痛くなることがないくらいの腹八分を日常的に心がけ、怪我や故障を減らす。また、日常的に空腹の時間を長くする少食生活や腹八分を心がけることで、消化に使うエネルギーを頭や体を使うことに優先できるので、頭も体もすっきり軽快で疲れ難くなります。疲れの回復や怪我や故障の修復にもエネルギーを使うことが出来るので、回復が早くなります。
何よりも眠いのを我慢したり、お腹が痛いのに無理やり体を酷使して運動や労働を行うよりも、頭も体も軽快でスッキリした腹八分や空腹状態の方が能率的ということは明らかです。
あまり窮屈に考えず完璧を求めず、人にも自分にも寛容な考え方も大切です。