みぞおち(鳩尾)は上腹部で、肋骨と肋骨の合わさった部分の下 へこんでいるところです。
 
みぞおちを“緩めてへこませて” 呼吸します。
 
みぞおちやみぞおち周り上腹部を硬く膨らませて息んでしまうと、下腹部に力を込めた(腹圧を高めた)呼吸が出来ません。
 
それだけではなく これが慢性化すると、上虚下実(上半身リラックス下半身どっしり 頭寒足熱)の反対 上実下虚になり、全身の不調や心の問題も起きてきます。
 
この様なことにならない為には、みぞおちを緩めて へこませる必要があります。
 
簡単な方法は「あくび」をすることです。
 
みぞおちを“緩めてへこませよう”という意識で、みぞおちの下(臍の少し上、上半身と下半身の境目)に手指を軽くあて、ここから上の上半身を少し前傾して 大きめの「あくび」をします。
 
すると、みぞおち下にあてた手指がお腹の奥にズブッと入り ここがへこんで柔らかくなれば、みぞおちが緩んでいます。
 
この様にすることで、呼吸が深く楽で気持ちよく出来ることが分かります。
 
呼吸法を実践するときには、みぞおちを“緩めてへこませる様に” よ～く注意する必要があります。
 
前向きプラス思考や 腹八分を心がけることも大切です。