上虚下実(上半身はフワっと上に下半身はどっしり下へ)の姿勢を身につけ、疲れにくい怪我や故障もしない生き方を目指します。
 
これは「気をつけ」の姿勢とは違い、機能的で動き易く リラックスして呼吸も深く楽で気持ちいい、全身の血の巡りがいい頭寒足熱の姿勢です。
 
臍下丹田(臍下約10センチ)を意識して腹圧を高め(ビニール人形に空気を入れる様に)、体幹部を上と下で引っ張る様にして 頸椎1番から尾骨までの関節(背骨)の隙間を開きます。
 
しぜん整体では、“左右の脇腹肋骨下端部を結ぶライン” を上半身と下半身の境目と定義します。頭頂が天から吊られている様に上半身はフワッと上に、下半身は地球の中心に引かれている様にどっしり下に、体幹部を(背骨を)上と下で引っ張る意識で 上虚下実の姿勢を身につけます

この姿勢は、人間としての機能や才能が発揮出来る様にする為のものです。下半身はどっしり地に足をつけハラを据え、上半身は肩や肘の力を抜きリラックス(脱力)して動き易い姿勢を身につけます。

上虚下実の姿勢を身につけることで背骨の隙間を開き 痛みや不調から解放され、臨機応変がきく “しなやかで丈夫な生き方” を目指しましょう。