今の自分としっかり向き合い 体の内側(体内感覚)に意識を集中して、内観しながら体を動かす(体内を探検する)ことで様々な体験の学びがあります。「起きること全てが魂(心)の成長に役立つ学びや気づき」と 、全てを前向きプラスに受け入れ 謙虚に反省や内省をして自らを根本的に改善します。
物質主義偏重の現代人は 出世やお金を稼ぐ為の仕事に追われ、周りの評価に惑わされ 自分は今どの様な状態にあるのかを自らが把握(自己観察)していないことが多く、生活習慣や日常の何気ない動作や行動の過ちに気づくことが なかなか出来ません。
この様な理由から 心と体の使い方がますます悪化することで、怪我や故障や病気が増えているのではないでしょうか。
内観して今の自分を知ることで 、自らの行動は自ら改善できるように成ります。
しかし、物質主義偏重の私たち現代人は自己保身に忙しく 自分に何かあれば原因は外にあると考えてしまい、直ぐに何かのせいにする傾向があり 改善を自分以外に求めてしまいがちです。
現在の日本人の多くが 「自らの反省をしない自己責任能力の低下」により、根本的な自己改善(自律自助)が出来ない「安易人任せ他力依存型」になっていると考えられ、不平不満が多くストレスを溜め込み易い状態になっています。
本来、人間には 自己修正(自律自助)能力があるにもかかわらず、自分としっかり向き合い内観することが無ければ、気づきも無く自発的な予防や改善はなかなか出来ません。
これでは 自らを改善して成長するという自然法則から外れてしまい、心と体に痛み不調が発生して当然です。また、不調によって改善を促されているのに、反省することが無ければ また不調に陥るという悪循環なのです。
物質文明社会の中で生きている私たちには、「価値観が違う個性の多様性」を受け容れる寛容心(柔軟な心)も大切です。