体を緩める為には、気持ちよく動く工夫が必要になります。

人間の体には、気持ちよければ緩み、気持ち悪ければ固まるという性質があります。気持ちよく動けば、体の固まっているところが緩み解され、気持ち悪ければ体は固まってしまいます。

気持ちいい=緩むということです。緩んで動くと本来の機能や才能が最大限に活かされます。

緩んでいれば、血管やリンパ管などの圧迫がないので、全身の循環が良好で痛みや不調がなく快適に体を動かすことが出来るのです。

気持ち悪いとか苦しいなど不快な状態を我慢して 無理やり体を酷使することは、体が固まるように努力している様なもので、やがて、体のあちこちに故障が発生します。

正常な体では快不快感覚(体の声を聞く感覚)センサーが働き、体が少しだるいとか少し疲れたなど、「これは注意しなければ」 と黄色信号を出します。

また、痛くて苦しいとか疲労感が激しいなど 「これは危ない」 という何らかの赤信号も出します。この様に体は、「注意しなさいこのままでは危ないよ」 と常に 体の声 を発しているのです。

しかし、「気持ちいいなんてはしたない」 とか 「だらしない不謹慎だ」 などと、罪悪感を抱き、気持ちいい動き方が出来なくなっている場合もあります。

だから、気持ちよく動く工夫が必要なのです。ドラッグやギャンブルなどの気持ちがいいとは全く違います。

他力 (他者や自分以外の道具) に頼らず、自力運動で自分自身の脳機能を使うため、気持ちいいという感覚を使えば使うほど、気持ちよく動いている部分を司る脳機能が鍛えられるのです。

「気持ちよく動くことは良いこと」とじゅうぶん理解して、後は、様々な運動や労働、そして日常全ての動作が、気持ちよく動けるように工夫すればいいのです。

簡単な方法としては、体をユサユサクネクネゆする方法があります。なかなか自宅では何もできないという方には、大丈夫です。しぜん整体教室があります。

教室に来て、指導者の誘導に従って動いていると、少しづつ気持ちよく動けるようになり、体の奥まで緩み解れていきます。